「人身傷害補償保険」その2
自動車保険の人身傷害補償保険についてお話している続きです。
この自動車保険の良いところは、実際に支払った損害額をすべて補償してくれるところです。
自分の過失も含め、入院したり、通院したりした場合、その治療費や、会社を休んだ場合の休業補償も払ってくれます。
また慰謝料もこの保険から支払ってもらえます。
その上、自分が単独で事故を起こした場合も補償してくれます。
自分の不注意で、公道にある標識や、ガードレールを破損してしまった場合です。
こうした、事故の相手がいない単独事故と呼ばれるものにも適用されます。
また、過失の割合にまったく関係なく保険金が支払われることも人身傷害補償保険の特徴です。
補償額はその保険に加入した時に決めますので、その上限まで支払われることになります。
良く似た自動車保険で「搭乗者傷害補償保険」とはどう違うのでしょうか?
人身傷害補償保険の方が補償の範囲が広いことが特徴です。
道を歩いていた際に事故に遭った場合も適用されますから。
とても補償範囲が広くて安心の人身傷害補償保険ですが、使えないケースもあるのです。
例えば、戦争や暴動、または天災、原子力によって起きた損害の場合は適用されません。
または加入者の故意、重大な過失によって起こされた事故の場合も適用されません。
これはどういうことかと言うと、無免許運転であったり、酒酔い、クスリを使用して運転した場合や、自殺、犯罪行為など、通常の不注意とははるかに違う場合です。